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教室で銅鐸を [エトセトラ]

今年は久々に日本史の授業も担当。
古代史の間は、教室に持ち込むグッズには事欠きません。
打製石器、黒曜石、古代米(赤米・黒米)、イネ(稲穂)、麦、金印、埴輪、
繭玉、生糸、論語など。

銅鐸もそのひとつ。
悪霊をはらったり、豊作を祈るための祭りで使用されたらしいのですが、
よくわからない面も・・・。古代史は謎が多いから興味が尽きない!

私の趣味の教材収集には、強力なサポーターがいます。
数年前に、どうしても翌日の授業で埴輪を見せたくなり、電話。
「もしもし、埴輪買ってきてくれる?」
「はい、了解」
某○○ハンズの博物館コーナーへ行き、「埴輪くださーい」と言って
出てきたものに対し、「それは埴輪じゃありません。土偶というものです!」
「埴輪というのは・・・」と店員さんに指導を入れるくらいの教材ゲッターぶり。

彼女にとっては銅鐸をゲットするのもたやすいこと。
「銅鐸が欲しいなあ」と言ってから、4日後には宅急便が到着。
滋賀県野洲町の銅鐸博物館から復元銅鐸のお取り寄せ。
日本最小の12.5㎝の銅鐸を実物大で復元したレプリカが、目の前に。
銅76%、錫16%、鉛8%の比率で鋳造された銅鐸の内側には、棒が吊り下げ
られており、上の部分を持って揺らすと、何とも言えない「キ~イ~ン」という
長く残る金属音が響きます。

我が家の強力なサポーターのおかげで、弥生時代の授業の時は、
いつも教室に古代の音色が響きます。



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